Sewn shoe maker

2020/02/24 11:09

当店では、既存の木型を調整して靴を作るイージーオーダー。
木型から作成するビスポークがあります。

今回のご依頼はビスポーク。
初めてのご注文でしたので、木型から作成しました。

作成風景は以下の動画をご覧ください。

ミッドソールの作成動画




こちらのふたつの動画では、靴の中身となるミッドソールの製作風景を撮影しております。
靴作りの中でも、なかなかフォーカスされない部分ではありますが、履き心地や耐久性にかかわる部分です。
しっかりと手作業で行いました。


Uチップのモカシン縫い動画



Uチップシューズの顔となる「モカシン縫い」
今回の靴では、手縫いのスキンステッチで行っております。
スキンステッチとは、革の内部に糸を縫い通す縫製のことです。

革の厚み分しか縫い代がないため、大変繊細な作業となります。
これにより、革には独特の表情が生まれ、経年変化とともに「靴が育ち」ます。

model名:S.H Durby


動画の終盤にも、ありますがこの靴のウリはほかにもあります。

まず、靴の下部、ソールの上部のステッチは麻糸の単糸を手で撚り、松やにをつけたものになります。
この太い糸を「撚る」作業も手作業で行いました。
これにより、靴の横面に迫力のある表情が生まれます。

機械でなく、手で行うことにより、不均等さが生まれこれが靴のアジ、表情となります。

また、厚めの革を重ねたダブルソールにより、クッション性を高めることはもちろん、麻糸のチェーンステッチに負けない「土台」が靴の底面に出来上がります。

大迫力のこの靴ですが、ビスポークのため、足のあたりも少なく、快適に履いていただけます。
中のコルクが沈み込み、返りの癖がつけばより、素晴らしい履き心地になるでしょう。